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題材・指示が同じでもライターによってライティング内容は異なる

ライターの取材や執筆は、編集者やディレクターの指示に基づいて行うのが通常で、ライターが好き勝手に記事のテーマを決め、方向性や内容を決めている訳ではないと以前このブログに記しました。記事の方向性・内容・落とし込み所まで指示をもらって書くのであれば、ライターの仕事はラクで、面白味に欠けると思われることでしょう?
決してそんなことはありません。

編集者やディレクターによって記事の青写真が示されるにせよ、書くライターによってまったく異なった記事になります。
「旅」でたとえるなら、ツアープランを作るのが編集者やディレクターで、実際に旅をするのがライターです。まったく同じ行程でも、誰と行くか、どう楽しむか、何を見るか、旅する人によってそのツアーはまったく違ったものになります。

プロのライターの腕の見せ所

編集者やディレクターの指示に従い、読者に興味深く読ませるよう工夫して記事を書くことこそがライターの腕の見せ所です。ここで大切になって来るのが情報の取捨選択。有益な情報をどれだけ収集できるか、その情報の中からどれを選ぶか、選んだ情報をどう関連付けどう展開するか、その情報をどんなトーンどんな言い回しで表現するか。記事を完成させるにはこのプロセスを経る必要があるので、たとえ方向性・内容・落とし込み所まで指定されても、書く人の情報収集力、価値観、その記事作成に対する意気込み、様々な要因により、記事はまったく違うものになるのは必然で、決して退屈な仕事ではないのです。

書く仕事の中には、ハッキリ言って、誰が書いても同じようなものになる。ある意味、退屈な仕事がない訳でもありません。しかしそんな仕事の類にあって、ひと工夫した原稿を見ると、そのプロ意識に感動して全身が震えます。

プロのライターのライティングは読者を引きつけることが求められる

学校の作文が起承転結で日本語を正しく書くことを求められるのに対し、ライターのライティングは読者を興味深く読ませることを求められます。
分かりやすくきっちり伝えてはいるが面白味の欠片もない、そんな原稿を目にすることがあります。これでは先方に料金を請求できません。そういう原稿に対しては、「こんな情報を盛り込み、こういうふうに展開してください」と指示するほかありません。こうなっては仕事として依頼する意味がなくなります。

プロのライターは自分が書いた原稿に対して説明できなければならない

また自分の書いた原稿に対して説明できない人も困ります。
たとえば、ある段落の意図が分からずライターに質問したとします。作意があるのなら、その意図をちゃんと伝えられ、建設的なやり取りができます。しかし「何となく…」「別に意味はありません」と答えられたなら、そこで会話は終わり、この人に仕事を任せていいものかと相手を不安の海に沈めてしまいます。

10年ほど前になりますが、あるベテランライターに、原稿の意図が分からず、尋ねると「だいたい分かるでしょ?」と小バカにされたような言葉が返って来ました。返す言葉が見つからず、納得のいかないまま先方に原稿を提出すると、全面的に修正の指示が来ました。
言葉で説明できない事柄を、相手に納得してもらうことは不可能です。まして文字で読者を納得させるライターが自分の書いた原稿に対する質問に答えられないと、その時点で相手からの信用はゼロになります。

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