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ライターと依頼主の最適なマッチング、それがコンテンツを特別なものにする鍵です。案件特性を考慮の上、最も相応しいライターを選抜・手配し、納品までワンストップでお手伝いします。

ライターに初めて依頼する方へ

毎年、年末から年度末にかけて、ライターに関する問い合わせが電話やメールを通じて多く寄せられます。企業が情報発信ツール、たとえばリクルート向けのパンフレットやウェブサイト、企業広報誌や社内報などをこの時期に一新するためです。初めて問い合わせをして来る新規の方も多く、この時期に新規客をどれほど獲得できるかで、次の期の見通しが立つので弊社にとってはとても大事な時期です。

新規客と同時に初めてライターを起用したいという人も多いです。
冊子やサイトに掲載する挨拶文や、スピーチの原稿なら、ライター一人手配すれば良いのですが、「冊子やサイトを一新するのでライターに頼みたい」こんな依頼の場合、肝心なのは「編集」なのですが、ディレクター、ディレクションの存在を知らない人が多く、ライターにさえ頼めば、冊子やサイトの原稿が出来あがってくると思っているのです。もちろんライターの中には編集もできる人がいますが、その場合は、取材文筆とは別に「編集」の費用がかかってきますが、初めてライターに頼もうと考えている人にはそういった知識が無いので、理解してもらえるよう説明する必要があります。

冊子やサイトを、家や施設などの建築に例えて説明しています。
依頼主の要望やライフスタイルを聞きながら、建築の設計図を描く建築士であり、その設計図に基づき現場スタッフに指示する現場監督的な二つの要素を持つのが編集という仕事で、ディレクターや編集者が担います。その指示に従い、実際に建築作業する現場スタッフである大工や鉄筋工がライターに当たります。設計図なしに大工さんは家を建てることはできません。設計図なしに大工に依頼して、大工だけの費用で設計図も作ってくれると思っている人がとても多いのです。

編集+取材文筆の費用が必ずかかるかと言えば、そうでもありません。パンフレットや小冊子1冊やサイト一式など、ストーリー性のあるものなら、コンセプトを決め、材料をどう編集するかが大事ですが、上記したように経営者の挨拶文やスピーチの原稿など単発モノであれば、編集の概念は不要で取材文筆(ライター)費用のみです。
また編集が必要な媒体の場合、ディレクターや編集者を雇わなくても、自社(自分)でやってしまえばいいのです。もちろん、プロに依頼したほうがいいものになるのは間違いないですが、自社でやってもいいと思います。ライターに依頼する場合、取材文筆するうえでの指示書、建築でいう設計図的なモノさえあれば、それに基づいてライターは原稿を仕上げることができます。

初めてプロのライターに依頼を考えている方がいましたら、まずライターに書いてもらう記事や宣伝コピーの方向性や展開のアイデアを持ち合わせていて、それをライターに伝え、指示できるのかを考えてください。
そうは言っても……、とにかくプロのライターに一度依頼したいという方は、一度弊社にご相談ください(笑)。

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