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シン・ライター ~ ライターは執筆するだけじゃない ~

≪ライター向け記事≫

執筆することを生業としている人を広い意味でライターと呼びますが、その仕事内容は様々で、仕事の依頼者や仕事の進め方(やり方)も様々です。雑誌記事を書くライター、新聞記事を書く新聞記者、小説を書く小説家、映画やテレビドラマの脚本を書く脚本家(シナリオライター)、企業や自治体の広告文を書くコピーライター、歌の歌詞を書く作詞家など、手がける媒体すなわち読者の性質もそれぞれ異なるため求められるスキルも異なってきます。

上記したライターの依頼者(仕事の発注者)もライターと同様にプロフェッショナルと呼ばれる人たちです。雑誌編集者であったり、クリエティブディレクターであったり、音楽プロデューサーであったり。その道のプロ同士の受発注ですから効率的かつ建設的な仕事のやり取りができます。

しかし一般の企業や店舗が、何らかの執筆依頼をライターにした場合、スムーズなやり取りをするのはなかなか困難です。企業側は自分たちの要望さえ伝えれば、首尾よくライターが自分たちの想像を超える文章を書いてくれるものだと思っているのです。

ライターは普段、上記したプロフェッショナルから執筆依頼される際は、目的や落としどころ、完成イメージを明確に伝えられるので、ライターは執筆にさえ集中すればいいのですが、プロでない一般の企業や個人からの執筆依頼の場合、要望だけを示されることが多く、「本来、編集者やクリエティブディレクターがすべき業務を、ライターである自分がなぜしないといけないのか?」「編集者やディレクターを立ててくれ」「いないのなら、明確で詳細な指示をしてくれ」ライターの立場としては当然そう言いたくなります。

しかしそれをあからさまに言ってしまえば、その仕事は流れてしまいますし、そう言われた人(企業)は二度とライターに執筆依頼しないばかりか、ライターという職業にいい印象を持たなくなります。そう意味で、ライターのこのような対応は罪といえます。

編集者やクリエティブディレクターに依頼すればいいだけの話ですが、これらの職種の人は組織に属している場合が多く、依頼者としても文章作成だけを広告制作会社に依頼しようという発想にはなりませんし、編集者やクリエティブディレクターに執筆依頼する考えに至ることもまずありません。文章作成をプロに頼もうと思って、イメージできる職種と言えば、ライター以外は考えられにくいです。

シン・ライターとは?

『シン・ゴジラ』『シン・ニホン』『シン・エヴァ』のシンは「新」「真」「神」などの意味を含んでいるそうですが、私は「シン・ライター」という概念を提案します。私の考えるシン・ライターとは、執筆の域を超えて活動するライターのことをいいます。

編集者的な業務遂行もそうですが、企業からの執筆依頼に対してヒアリングを行い、話を掘り下げて、大きく広げてプロジェクトレベルまでに落とし込む。そのプロジェクトを自身で請け負い、自らスタッフィングして指揮をとる。これも一つだと思います。

ライターという職種の特性を活かして、従来の執筆以外のことをどんどんやっていくことが大事で、変化が激しいこの時代、執筆だけをしているようではライターに明るい未来はないように思えてなりません。新たな価値を創造していくことがとても大事。

その一つとして、ライターが執筆するのではなく、書きたい人をプロの視点で下支えする業務なんか潜在的な需要があるんじゃないかと思います。具体的にはこんなイメージです。

書かなくてもライターの価値は示せる

SNSが一気に広まった10年ほど前、「1憶3千万総ライター時代」みたいなワードを聞いた記憶ありませんか? 日本人全員が社会に向けて何らかの情報発信できるインフラが整い、多くの人たちが自らの言葉で発信したいという気運が高まったことを示唆したのでしょう。

「自分で書いてるが、真意が伝わっているか心配」「もっといい書き方があるんじゃないか?」「そもそもこの題材でいいんだろうか?」かと言って、プロのライターに依頼するつもりはなく自分で書きたい。そんな人たちに対して、プロライターの視点で文章のアドバイスをしたり、客観的意見を述べたりする右腕的な存在をライターが担うのであれば、ぜひライターに依頼したいという大きなニーズがあるように感じてなりません。言うなれば、顧問弁護士のような存在です。

この新たなライター業務の詳細については、別記事を書いて解説することにします。このライター業務が広がれば、顧問弁護士のように、文章アドバイスのプロとして複数の企業や個人と年間契約など結ぶことも可能です。その際に大事なのが、心をもって相手と接し、信頼関係を築くことです。シン・ライターのシンは「心」と「信」も含まれるのです。

【関連ブログ】
顧問ライターの時代
https://www.writer.co.jp/顧問ライターの時代/

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