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「シミュレーション仮説」記事を一般ライターは書けるか?


「シミュレーション仮説」って知っていますか?
私たちがいるこの世界は実体のない、何者かによってシミュレートされた架空の世界で、私たちはアバターに過ぎないという説です。初めて聞いた人にとっては、「そんなバカげた話をブログテーマにするアンタ(筆者)は大丈夫か?」と心配された方もいるでしょう。私もこれを初めて知った時は「そんなアホな」と鼻で笑ってしまいました。

しかし「シミュレーション仮説」は科学的根拠があり、かのアルバート・アインシュタインやスティーブン・ホーキング博士もこの説に肯定的な意見を述べており、世界一の大富豪で起業家のイーロン・マスク氏に至っては、「私たちがシミュレーションの中にいない可能性は数十億分の1」と明言しています。

一般人にとっては“トンデモ説”ですが、科学者やIQが高い知識人には腑に落ちる説だといえます。ネット上には一般向けの記事や動画が多数ありますが「量子力学」や「二重スリット実験」「量子もつれ」など専門的な内容を絡めて説明されているせいか、明日のわが身を心配しながら日々を過ごす私たち一般人には正直とっつきにくく、同時に「だからどうやねん?」と思ってしまうのが関の山です。

「シミュレーション仮説」に関する記事作成案件があった場合、この分野に詳しいサイエンスライターに依頼するのが無難だと思われますが、読者層によっては、例えば一般読者向けならばサイエンスライターが書く記事は専門的過ぎて、一般読者は処理できないと考えます。専門知識を持たない一般ライター自身が概略的に理解して、一般読者が興味深く読めることを意識して記事作成に努める。私ならこの方針のもと一般ライターを選定します。専門家と一般読者のコミュニケーションを橋渡しする、これこそが一般ライターの腕の見せ所です。

ある意味、私も専門分野を持たない名もなき一般ライター。私なりに「シミュレーション仮説」を一般の読者が理解でき、他人に話せる記事を以下に書いてみます。

一般ライターが一般読者向けに「シミュレーション仮説」記事を書いたなら

この世の中は現実ではなく、ゲームの中のようなバーチャルな空間で、私たちはバーチャルリアリティ(VRまたは仮想現実)を体験している“存在”に過ぎないと言えば、頭がおかしくなったと思われるに違いありません。しかしこの「シミュレーション仮説」は、科学的に説明することができるそうです。

ただ科学的な説明となると難解で、かくいう筆者もこの分野に疎い典型的なアナログ人間なので、概略的に理解した内容を咀嚼して「シミュレーション仮説」が決してトンデモ説ではないことをお伝えします。

VRゴーグルをつけてはしゃいだり悲鳴を上げたりする人をテレビで見たことありませんか? ゴーグルをつけるだけで目の前に大スターが現れたり、断崖絶壁に身を置いたり、臨場感あるリアルな体験が味わえるそうです。と言っても、それが現実でないことは明白。ゴーグルを外せば元いた現実の世界に戻れます。

技術の進歩は目覚ましく、近い将来ゴーグルなどつけなくても仮想現実の世界に没入できるようになり、視覚だけでなく五感で仮想現実をリアルに体験できるようになるそうです。やがて現実と仮想現実との区別がつかなくなる「シュミレーション・ポイント」という時点が、早ければ数十年で、遅くとも100年以内に訪れるといわれています。
★この段落では科学的なこと、技術的な説明一切をはしょりました。

現実と仮想現実との区別がつかなくなるなら、このブログ記事を読んでいるあなた自身が仮想現実の世界にいる。ということが理論上成り立ちます。現実と仮想現実の区別がつかない以上、今この瞬間が現実だという保証はありません。シュミレーション・ポイントを迎えた未来から、21世紀の仮想世界に没入している可能性が少なからずあるのです。

私たちは日本人として教育を受け、歴史を学び、2022年の今、コロナ禍や北朝鮮のミサイル、大地震、物価高騰などに気を揉みながら過ごしています。しかし、この認識は(例えば)30分前に現実世界から没入したこの仮想世界での感覚であって、現実の私たちはそんなこととは無縁の世界の住人かも知れません。

私たちは、この仮想世界で得られる記憶や価値観、五感のアルゴリズム(コンピュータープログラムの処理方法)によって自我を支配されている訳ですから、アルゴリズムの枠を超えた考え方はできません。「日本人」や「人間」は、仮想世界だけに通用する概念で、そう考えると現実世界にいる私たちは一体何者かさえ想像がつかない。奇妙な姿の生命体かも知れない、その可能性はゼロではないのです。

この世がバーチャルかも知れないという「シミュレーション仮説」が、まんざら絵空事ではないことをご理解いただければ幸いです。

この話を聞いて、檻の中に入れられているような何とも言えない無力感にさいなまれた方もいると思います。そんな方はこう考えてください。

仮に今が現実世界であったとしても、私たちはこの世の成り立ち、死後の世界、自分が存在するに至った経緯など知る由もない無知で無力な存在です。そこに「この世は仮想世界かも知れない」と新たな知識が加わったところで五十歩百歩です。現実世界の住人であろうが、仮想世界の住人であろうが私たちが無知で無力なことに変わりありません。

なら、すべきことは、今ある(今認識できる世界の)境遇を受け入れて、前向きに考えて今を生きる。このほかないと思うのです。

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