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ライターと依頼主の最適なマッチング、それがコンテンツを特別なものにする鍵です。案件特性を考慮の上、最も相応しいライターを選抜・手配し、納品までワンストップでお手伝いします。

スピーチライティング

当社のライターコーディネート・サービスの提供先のほとんどは組織ですが、個人からの依頼も少なくありません。と言っても、組織の代表者が多いですが。
依頼内容としては所属する企業団体や協会の会報誌の挨拶文や寄稿の文章です。中には「ヘタな文章を書いて、恥をかくのがイヤ」「皆目文章が書けない」と藁にもすがる思いで電話をかけてくる人もいます。
また、「スピーチの原稿をプロのライターに書いてほしい」と連絡して来る人が最近徐々に増えて来ています。

前米国大統領、バラク・オバマの感動的なスピーチの裏には、スピーチ原稿を書いているゴーストライター(スピーチライター)がいると話題になって以降、スピーチ原稿を求める組織代表者が増えました。しかし、オバマのように感動的なスピーチというよりも、話がまとまらないので端的なスピーチを作ってほしい、当たり障りのないものを作ってほしいというのがほとんどです。過去には、某有名教育機関学長の入学式でのスピーチ原稿の依頼も請けました。

スピーチ原稿の作成と言っても、特別なライティング技術を当社が持っている訳でも、手配するライターにその技術がある訳でもありません。
当社が請け負う会社案内パンフレットやWEBサイトの代表者の挨拶文や人事担当者のコメント記事は、すべて話し言葉です。要するに、スピーチ原稿と言っても、一人称の話し言葉の記事と基本同じなのです。ライターを選抜する場合は、取材記事案件と同じように、スピーチライティングの内容(専門知識がいるか否か等)、依頼者との相性を考慮します。

以前、旅行代理店から、ある会社の慰安旅行(海外、700人規模)で、宴会時に社長がするスピーチをライターに作ってほしいという依頼がありました。クライアント企業の要望は「社員を爆笑させるスピーチ」。当社は、関西のバラエティー番組や情報番組で活躍する放送作家をスピーチライターとしてコーディネートしました。私もその取材に同行しましたが終始笑いっぱなしで、上がって来た原稿も吹き出しするほど可笑しく、締めるところは締められていて、手前味噌ですがクライアント企業にも大変喜ばれました。

3分や5分など、限られた時間のスピーチこそ、スピーチライティングの効力を発揮します。私自身も数分のスピーチをする場合、必ずスピーチ原稿を作るようにしています。
スピーチ原稿があると無いとでは話のまとまり具合や説得力は格段に違って来ます。ライターに頼まないまでも、スピーチ原稿は絶対に作ったほうが良いと思います。

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