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【5】書くための、聞く技術講座

開催データ

名称: 第5回 関西ライター勉強会
日時: 2008年7月18日(金) 18:45~21:00
テーマ: 「書くための、聞く技術講座」
講師: 柚木崎寿久(ゆきざき・かずひさ)氏
対象: ライター
場所: メビック扇町 会議室3・4
大阪市北区南扇町6-28 水道局扇町庁舎2F

勉強会概要

今回の勉強会は、取材とくにインタビュー取材を臨むにあたり、留意することで有益な情報を得られる5つポイントを柚木崎寿久氏に講義してもらいました。

1つ目は、事前にストーリー(対話の展開)を入念に描いて取材に挑む。取材の意味合い、質問内容の優先順位を明確にする。2つ目は、取材相手に対し好意を抱くことに努め、相手にも好意を持ってもらう状況をつくりだす。3つ目は、「的確な質問」「適切な相槌」「適度にコントロールされた表情(取材相手の話に興味があるというサインを表情で示す)」を駆使して、相手の気分を乗せて情報を引き出す。4つ目は、無口な相手に対して言質をとるために事前の情報収集を怠らない。5つ目は、適当な比喩表現を用いて話をまとめ相手の共感と同意を得る。

これら5つの共通点は、取材対象者に対しての配慮であり、リスペクトであるということが根底にあります。さらにその先にあるメディア媒体、読者に対し敬意を以って取材に臨むためにも、私たちライターは柚木崎氏が唱える5つのポイントを留意したいものです。

講師紹介

柚木崎寿久氏(ゆきざき・かずひさ)氏

フリーライター。90年、キャッチフレーズコンテストでコピーライター仲畑貴志氏(現東京コピーライターズクラブ会長、宣伝会議コピーライター要請講座校長)に認められたのを機にフリーランスライターに。以後、広告・出版・映像の各分野で活動を展開。06年、就職をテーマにした『地方マスコミ就職ナビ2008』(メディアファクトリー)を上梓。著書としては他に『カール・ベンクス よみがえる古民家』 『ワイナリー カーブドッチの刻』(ともに新潟日報事業社)など。

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