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ライターと依頼主の最適なマッチング、それがコンテンツを特別なものにする鍵です。案件特性を考慮の上、最も相応しいライターを選抜・手配し、納品までワンストップでお手伝いします。

ライターの価値

いま通っている経営塾で「バリューメイク」というノウハウを学びました。商品やサービス、物事の価値を分解して、価値を見直したり見出したりするためのものです。

物事の価値は、以下の4つに分解することができます。
「本来的機能価値」…そもそもこれがないと価値ある〇〇として成立しない機能や役割
「付加的機能価値」…本来的機能価値を補完する機能や役割
「本来的デザイン価値」…機能や役割には直接関係ないが、これがないと感覚的に〇〇の価値が下がる事象
「付加的デザイン価値」…本来的デザイン価値を補完する事象

ライターの価値を4つに分解するとこうなりました。
「本来的機能価値」…取材・文筆のクオリティ(取材力、文筆力、理解力、語彙力、表現力、読者ニーズの把握力など)。一般知識。
「付加的機能価値」…1を聞いて10を知る、飲み込みの早さ。レスポンスの早さ。仕事の要領の良さ(変化対応力、即応性)。住まい(地理的有利性)。年齢。専門知識。
「本来的デザイン価値」…誠実な人柄。仕事への真摯な姿勢。好奇心や探究心が旺盛。
「付加的デザイン価値」…ライターとしての華やかなキャリア。豊富な実績や経験。学歴。見た目。
  
たとえば、こんなライターはどうでしょう? 
取材・文筆力は抜群だが、締め切りを守らない。「仕事をしてやっている」と上から目線の態度。見た目は不潔そのもの。

また、こんなライターはどうでしょう?
誠実で見た目も良く、レスポンスは素早く、「そこまでするか!?」というくらい下調べをして取材に挑む。しかし上がって来た原稿は、中学生の作文かというくらい稚拙で、読者ニーズを外している。

正直、どちらのライターにも仕事は依頼できません。
要はバランスが大事なんです。

弊社には、色んな文筆案件の相談が来ます。プロのライターとして一定レベルの文筆は、どの案件にも求められますが、「文筆力はそれなりでいいので、ウチの社員と一緒にワイワイ楽しみながら社内報の誌面を作ってくれる気さくな30代女性」といったオーダーも来ます。

優先する価値は、依頼者それぞれに異なりますが、ライターとして優劣が激しい人には仕事を発注しづらいというのが、依頼者共通の見解ではないでしょうか。

私はこれまでに200人近いライターさんに仕事の依頼をしまた。その中には、「この人、本当にライター?」と思う原稿を納品してくる人や、傲慢で自分の価値観を押しつけてくる人、時間にルーズで下調べもせずに取材に臨む人などもいて、過去の実績や面談時の印象がいかにアテにならないかということを何度も痛感させられて来ました。前打ち合わせ段階から、「この人は社会性が欠如している」と気づくこともあり、弊社としては、その時点でライターを交代せざるを得ません。

弊社にはありとあらゆる文筆案件の相談が来ます。弊社に関して言えば、文筆・取材力が平均以上のレベルで、真面目でキッチリと業務をこなし、コミュニケーションがよくとれ、仕事に対しての好奇心が伝わってくるライターさんにはどんどん仕事を依頼したいです。もちろん専門知識が必要な案件もありますが、全体から見ればごく僅かです。結局のところ、バランスの取れたライターをどれだけ揃えらるかで弊社事業にも大きく影響して来ます(もちろん専門知識のあるライターも必要ですが)。

ライターである前に、人としての好感や魅力がなければ、一度仕事が来ても二度目はない。多くの業界・業種に通ずるのではないでしょうか。

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