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ライターと依頼主の最適なマッチング、それがコンテンツを特別なものにする鍵です。案件特性を考慮の上、最も相応しいライターを選抜・手配し、納品までワンストップでお手伝いします。

ライター起用初心者向け「ライターの見極め方」

案件にふさわしいライター選びは、本当に悩ましい問題です。
フリーライターをコーディネートしている弊社の場合、まず以下の三択で、依頼案件に応じて最も重視すべき一つを選びます。
1)依頼者である制作会社のディレクターとの相性
2)制作会社がやり取りしているクライアト企業の意向
3)案件そのものに最適な知識と実績があるライター

1は、専門性がないライター案件で、ディレクターが主導権を握り、細かく指示を出してくれる場合は、ディレクターとの相性を一番に考えます。
2は、クライアント企業が強い力を持っていて、制作会社の提案を無視して、その場の思いつきでライター像を求めて来るパターンです。クライアント企業あっての仕事なので、求められるままライター像に近いライターを提示しますが、二転三転の末、仕切り直しということも少なくありません。
3は、弊社、私自身にライターの選択を委ねられるケースです。責任重大ではありますが、弊社の力を発揮し、実力を示すことができる絶好の機会です。

常識的に考えれば、3が最も好ましいと思われがちですが、仕事の流れ上、1、2を考慮する必要があるのです。

しかし上記は弊社に限ってのこと。企業が自社の情報発信媒体での執筆をライターに依頼したいという場合、相談したライターに依頼すべきかどうかを判断するための見極め方を、ライター起用初心者の方向けにお話しします。ポイントは三つ。

一つはコミュニケーションが成り立つか、どうかです。
ライターが活動する業界は、主に広告業界か出版業界かです。ライターの仕事の領域は決まっていて、ディレクターや編集者と呼ばれる職種の人から指示をもらって取材や原稿作成をします。なので、ライター起用初心者がライターに取材や執筆の相談をすると話が噛み合わないことが多いです。噛み合わないのが当然です。その噛み合わないところを、理解できるように説明してくれるライターは、ライター起用初心者にとっては良いライターだと考えます。

二つ目は、いろいろと質問するライターが良いです。
どんな媒体? その媒体の特徴、コンセプトは? その媒体の読者は? ご依頼いただく取材・執筆の役割は? スケジュールは? 費用は? なぜライターに依頼を? などを質問したうえで、メリット・デメリットを説明してくれるライターはいいです。ろくに質問もせずにすぐ受注するライターは、やめたほうがいいです。スタートしてから、いろいろと齟齬が出て来て、収拾がつかなくなります。
また細かく質問し過ぎる人も、少し厄介です。それは自信の無さの表れで、頼りなさを感じてしまいます。

三つ目は、相性が合わないと感じたら依頼は控えたほうがいいです。
ライター起用初心者にとっては取材・執筆の良し悪しの判断は難しいです。たとえ正しい方向に導いてくれているとしても、相性が悪いと受け入れられないもの。言葉で説明はできないが、「この人、なんかイヤ」と感じたなら、相性の問題ですから、依頼は控えたほうがいいと思います。

上記三つは、ライターに限らず、専門家に何かを依頼するとき、その人で良いかどうかを判断する基準ですね。自分で書きながら、そう思いました。

もしライター選びに躊躇した際は、弊社にご相談ください(笑)。

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