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【33】人気コミュニティーサイトの作り方

開催データ

名称: 第33回 関西ライター勉強会
日時: 2011年6月10日(金) 18:45~21:00
テーマ: 「人気コミュニティーサイトの作り方」
講師: 仲尾典嗣(なかお・のりつぐ)氏
対象: ライター
場所: 大阪産業創造館6F 会議室D
大阪市中央区本町1-4-5

勉強会概要

雑誌、フリーペーパー、企業広報誌などの紙媒体だけでなく、インターネットサイトのライティングをしている人も多いと思います。しかし、サイト運営している企業が、どんな目的で、どんな勝算があって、どういう意図で読者にアプローチをしているかを把握することなしにライティングをしているケースも多く、それでは情報の精密さ、妥当性を欠くことになります。そこで、人気リサイクル・リユース(不要品提供)サイト『あげます・ください』を運営する株式会社アイデアマン ユニオンの代表取締役である仲尾典嗣氏を講師に迎え、同サイト開設のいきさつ、人気のヒミツなど、サイト運営側の本音をお話しいただきました。

『あげます・ください』は、2000年に中小企業がEC(販売)サイトに慣れ親しむプロジェクトとして、京阪奈(京都・大阪・奈良)の企業組合から発注を受けて、アイデアマン ユニオンが制作。企業が抱える在庫の無料提供からスタートしましたが、志半ばにしてプロジェクトが立ち消え、サイト運営していたアイデアマン ユニオンが引き継ぐことになりました。それから10年、一般向けにアレンジを加え、不要品の提供者と物品希望者の交流の場として、年間3,300万PV(統計2010年5月~2011年4月)、ユーザ登録9千人余り(2011年6月現在)を誇る人気サイトに成長。仲尾氏には、今に至るまでの苦労話、利用者目線に立った使いやすさの工夫などを披露いただきました。

これまでアイデアマン ユニオンが『あげます・ください』に費やしてきた金額は優に1億円を超えますが、このサイトから得た収益はほとんどありません。実はこのサイト運営は同社の持ち出しによるもので、月間170万円もの維持費を負担し続けています。スポンサーの獲得や収益を上げる仕組みづくりに日々奮闘しながらもめげずに運営し続けるのは、物を提供し合うことで奉仕の精神が芽生えるという社会的意義と、ユーザから楽しみや喜びを奪いたくないという仲尾氏の思いから。社会のため、ユーザのために活動するという意識を私たちライターも見習う必要があります。

講師紹介

仲尾典嗣(なかお・のりつぐ)氏

奈良県生まれ。1970年、株式会社日本リクルートセンター(現リクルート社)入社、就職・転職情報誌「とらばーゆ」「B-ing」のディレクターなどを務め、企画から編集、人材管理まで幅広く手掛ける。1984年、独立し株式会社アイデアマンユニオン設立。広告業のほか、早くからインターネットの可能性に注目し、IT事業を展開。現在はサイト『あげます ください』運営のほか、人材開発・組織強化コンサルティングやシステム開発、ホームページの企画制作などを展開。

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