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プレスリリースの悪例15

弊社ライトスタッフは、これまでプレスリリースの作成・配信をはじめ、PR(パブリック・リレーション)に関する様々な支援を行ってきました。プレスリリースの配信・掲載サイトを運営していたこともあって、数多くのプレスリリースに目を通し、その中には、「この内容では価値が伝わらない」「この書き方では好意的に読んでもらえない」というものも多くありました。それら良くないプレスリリースの書き方パターンを弊社なりにまとめました。

〔その1〕チラシのような内容や言い回し

プレスリリースとは、メディア(プレス)に発表(リリース)する行為で、消費者に訴求する宣伝や広告とはまったく異なります。宣伝のノリでプレスリリースを書くと、メディア関係者に悪印象を与えるので避けてください。「格安」「お買い得」「激ウマ」などの主観的な表現は企業の品位を下げます。「…しませんか?」という語りかけも不適切です。

〔その2〕NEWSがない

新商品発売、イベント開催、新店オープン、新たな取り組みなど、新たなモノ・コトがプレスリリースの題材になります。「こんな会社です」「私たちはこう考えます」といった、既存の事柄をアピールする内容になっているものも目にします。メディアがほしいのは、新しい事柄(NEWS)です。

〔その3〕どこにでもあるような月並みな事柄

新商品の発売、新サービスの開始、イベント開催のプレスリリースをしても、どこにでもあるような類の商品やサービス、よくありがちなイベントでは、メディアは取り上げません。メディアが求めるのは、これまでにない画期的な商品やサービス、斬新なコンセプトのイベントなのです。しかし、世間のニーズがない、世の中の役に立たない、斬新なだけで奇をてらっている、そのようなものは言うまでもなくメディアに敬遠されます。

〔その4〕情報が少なすぎる

商品のプレスリリースなのに、その特徴や仕様にはほとんど言及せず、サイトのURLを記載して訴求ページに誘導するものも目にします。WEBメディア用だと思うのですが、こうすることの背景には、「プレスリリース=無料でできる宣伝」という誤った認識にあると考えます。プレスリリースは広報の一手段であって、決して宣伝・広告ではありません。

【参考】プレスリリースの役割

〔その5〕情報が多すぎる

各メディアには、日々多くのプレスリリースが届きます。メディアの情報源はもちろんプレスリリースだけではないので、大量に文章を書いてもすべて読んでもらえません。文字量が多い、それだけで敬遠され、それを理由に見過ごされることもあります。

〔その6〕起承転結の構成

超多忙なメディア関係者にとって、1件のプレスリリースを価値判断する時間は5秒~10秒といわれます。「タイトル」と「本文最初のセンテンス」の内容で決まると言っても過言ではありません。結論を最初に書くのが定石とされます。

〔その7〕ビジネス文書調

「大暑の候、貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます」というふうに時節のあいさつから始まるのも目にしますが、これはもちろん不要です。スピード感を求められるプレスリリースは、本題に早く入り、端的に説明するのがポイントです。

〔その8〕メディア掲載を懇願する

「ぜひ御紙(誌)で取り上げていただくようお願い申し上げます」と最後に一文あるプレスリリースを見たら、メディア関係者は「見苦しい」と感じることでしょう。プレスリリースはニュースネタ提供資料であってメディア掲載の嘆願書ではありません。ネタにニュース価値があるか否かであって、発信者の思いはいっさい加味されません。

〔その9〕「である」調

メディアへの発信は、いわば社会(世間)への発信です。通常丁寧語である「です・ます」調を使用します。「である」調で書くと高慢な印象を与えます。それを理由に見過ごされることはないと思いますが、「である」調は避けましょう。

〔その10〕本文の出だしが5W1Hでない

「○○が△△に□□を××します」が最初にあると、概要を知ったうえで読み進められるので情報がすいすい頭に入って来ます。反対に、最初にこの一文がないと題材の価値判断に時間がかかるので読み手は苛立ちます。

〔その11〕事柄が判別できないタイトル

商品なのか、サービスなのか、イベントなのか判別できないタイトルも目にします。たとえば、「この不景気を乗り越える方策を当社は考えました!」や「熱帯夜もへっちゃら!エクセレント7 発売」というようなもの。何のプレスリリースか皆目わかりませんよね。タイトル次第で読み進められるか否かが決まります。プレスリリースの内容を明確に魅力的に伝えるタイトルが理想です。

〔その12〕専門(業界)用語が多い

その業界の人に通用しても、一般に通じない内容はメディアにも通じません。メディア関係者は何でも知っていると思いがちですが……。16歳の人(義務教育を修了した人)が理解できる内容と表現に努めるのがポイントです。

〔その13〕裏付けのない内容やデータ

「日本一」「業界初」など、ナンバーワンとオンリーワンが記事になりやすいと、プレスリリース関連本によく書かれていますが、その裏付けが乏しければ、ウサンくさく感じるのが人情です。ウサンくさいと思われれば、取材依頼は来ません。大げさな書き方もしないほうが無難です。

〔その14〕要点を外した書き方

新商品のリリースのなら、メディアが知りたいのはその商品の特徴や仕様です。にもかかわらず、企業や開発者の思いや開発ストーリーなど、本題とは別の情報をつらつら書いているものも目にします。

〔その15〕独りよがりな内容

プレスリリースに限らず、誰からのアドバイスも受けずに自分ひとりで書き上げた文章は、客観性を欠いた内容(自社に都合のいい内容)になってしまいがちです。しかし当事者(に近い人)が書く以上、主観的な内容になるのは仕方がないことです。主観を極力抑えた客観性のある内容は、発信者(企業等)の真摯な姿勢の産物です。記事にならなくともメディアに好印象を与え、以降のプレスリリースの良い布石になると考えます。
プレスリリースを書き上げたら、自社のしがらみのない第三者に読んでもらい意見をもらいましょう。

 

上記は代表的な悪い書き方のパターンです。ここには書き切れませんでしたが、盛り込むことでメディア関係者の興味が一気に増す要素もあります。弊社ライトスタッフでは、広報やプレスリリースのアドバイスや実施、多様なライターのネットワークを活かした広報ツール制作も提供しております。広報に関してのお悩みやご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

プレスリリースについて更に詳しく知りたい方はこちら
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