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宣伝名人

かつて当社はプレスリリース作成をメインサービスにした、プレスリリース配信サイトを運営していました。このサイトをオープンしたのは、当社のメインであるライターを手配するサービス「関西ライター名鑑」の一般企業からの問い合わせが少なく、いろいろと検証した結果、「一般の企業は、ライターを求めているのではなく、宣伝や広報に対して悩みを抱えている」という結論にたどり着き、ライター手配サービスのキッカケづくりとして、当時にわかに中小企業に拡がり出したプレスリリースに特化したサイト「宣伝名人」をオープンさせました。

プレスリリースを学びたいニーズはあるが、費用までかけたいというニーズは少ない

私は元ライターでプレスリリースを受け取る立場として、「プレスリリースが何たるや」くらいは知っていましたが、広報のプロではないので一から勉強しました。関連書籍を読むのはもちろん、新聞、雑誌、テレビのメディア関係者にアポを取り、どんなプレスリリースがメディアには喜ばれるかをヒアリングし、最もメディア受けする(メディア掲載率が上がる)であろうプレスリリースの内容、書き方を自分なりに突き詰め、それをサイト「宣伝名人」で発信し続けました。

すると、いろいろなところからプレスリリースのセミナー講師のオファーが来たり、プレスリリースに関する相談が多く来るようになりました。おかげでプレスリリースに関する知識はたくさん身につき、広報の専門家であるビジネスパートナーとも知り合えました。しかしビジネス的に成功させるには至らず、新しいコーポレートサイト(現サイト)をオープンさせるタイミング(2016年7月)で閉鎖しました。

プレスリリースは広報の一手段でしかないが、最も有効な手段

プレスリリースは、広報活動でとても重要ですが、広報そのものではなく、一手段でしかありません。広報活動とは、組織が社会とより良い関係を築くための活動全般をさし、メディアに組織のポジティブな活動を発信してもらうことで、組織の知名度と好感度は一気に増します。「広報活動=プレスリリース」と考えがちになる所以です。

個人が社会に情報発信でき、不特定多数の人たちと容易つながれる現在だからこそ、広報活動はこれまでになく大切になると考えます。

いま私は「広報担当者養成講座」を受講しており、改めて広報の大切さと“広報という仕事”の遣り甲斐や面白みを痛感しているところです。

サイト「宣伝名人」をいつか復活させたい。そう思う、きょうこの頃です。

<参考> ※下記URLは「宣伝名人」のコンテンツの一部をコーポレートサイトに移植したものです。
広報(PR)の重要性について
https://www.writer.co.jp/pr-important/

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