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自社HPのコピー、大丈夫ですか?

今では、ほとんどの会社がHPを開設しています。ひと昔前は、HPを持つこと自体に価値がありました。その後、デザインや構成の見た目の良さに価値が置かれ、今では問い合わせや企業イメージアップなど、企業の目的を達成するための戦略、それに応じた編集が最重要視されています。

とは言え、自社HP作成に企画プランナー、ライター、編集者を入れてまでするところはまだまだ少ないです。
下記は、工務店のHPに掲載されていたコピー(文章)です。

(原文1)
私たちの仕事は建築主からの委託を受けて始まります。建築はさまざまな要素が集約されてできあがります。住まい手の考え方や環境のことや町並み、そして健康的な住まいのことなど。また、建築的には高度な技術や気候風土などさまざまな条件を考慮して将来を見据えた提案をさせていただきます。 建築設計の仕事、特に住まいの設計は建築主と設計者の共同作業だと私たちは考えています。何度となく繰り返すキャッチボールの結果、その住まいにしかない空間と住まいの愛着が生まれるのだと思います。

自社の思いを訴えたいという強い意気込みは感じられますが、一番大事な読み手に理解してもらうという視点が抜けており、大変まどろっこしい表現になっています。このようなコピーはとても多いです。
読み手に伝えるという視点でリライト(文章の手直し)をすると、半分のほどの文字量に収まりました。

(原文1をリライト)
住まい手の趣向、健康や気候風土、災害に配慮した仕様や設備、景観との調和など、様々な要素が結集して“家づくり”は完成します。住まい手と何度と繰り返すキャッチボールによって、“愛着の持てる自分たちだけの生活空間”を提案させていただきます。

下記は、ビジネスセミナーのキャッチコピーです。

(原文2)
初心者にもわかりやすいと大好評!
簿記の知識がなくても一日で決算書の読み方がわかる!
やさしい決算書の読み方講座

表現こそ違いますが、同じような情報の繰り返しです。端的に魅力的に打ち出すキャッチコピーとしては、ふさわしくありません。下記のようにリライトしました。

(原文2をリライト)
若手起業家、殺到!!
簿記知識が一切なくても大丈夫!
一回の受講で決算書の見方がわかる「やさしい決算書の読み方講座」

どうでしょうか? 文字量をほとんど変えず、情報を増やしました。原文2よりも、セミナーのイメージが明確になり、魅力的になったと思いませんか?
この二つのコピーの共通点は、「独りよがり」です。読み手を意識せず、推敲せずに一気に書き上げ、書き手以外の第三者が文章チェックをした形跡が伺えません。
会社でHPやチラシなどのコピーを担当している人は、読者をきっちり想定し、書き上げたコピーは社員や家族に見せて忌憚ない意見をもらうのが、いいコピーを完成させる一番の方法です。次回は具体的なコピーの書き方・考え方についてお話しします。

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